仮眠中に実際に起きていること
20分または90分あたりの浅い眠りのタイミングで起きましょう。中央の網かけになった深い眠りの区間こそ、仮眠が失敗する場所です。
仮眠の長さ早見表
| 長さ | どうなるか |
|---|---|
| 10 min | 10分の仮眠は、だるさをまったく残さずに眠気の角を取ってくれます。ずっと浅い眠りにとどまるからです。デメリットのない手早いリセットです。 |
| 20 min | 定番のパワーナップです。約20分なら浅い眠りにとどまるので、だるさはほとんどなく、すっきりと頭も冴えた状態で目覚められます。もっとも安全で信頼できる仮眠の長さです。 |
| 30 min | 30分の仮眠は境目です。終わりごろに深い眠りへ入り始めることがあり、少しだるさを感じて目覚める人もいます。20分で足りるならそちらを選び、いずれにしてもきちんとアラームをかけましょう。 |
| 45 min | 45分の仮眠はいちばん中途半端です。深い眠りから無理に引き出される可能性が高く、もっとも重いだるさを生みます。前より悪い状態で目覚めることもあります。20分に縮めるか、90分まで延ばしましょう。 |
| 60 min | 60分の仮眠は深い眠りに達し、記憶に役立ちます。ただし目覚めると15分から30分は強い睡眠慣性が残ります。あとでそれを振り払う時間があるときだけ価値があります。 |
| 90 min | 90分の仮眠は睡眠周期をちょうど1回ぶんです。終わりに浅い眠りの段階で目覚めるので、すっきりとして、創造性や感情的な記憶も高まり、だるさはほとんどありません。もっとも良い長めの仮眠です。 |
仮眠のあとに頭がぼんやりすることがある理由
あの重くて前より悪い感じは睡眠慣性です。深い(徐波)睡眠が終わりきる前に無理に引き出されてしまったのです。脳がまだ完全には切り替わっておらず、すっきりするまで15分から30分かかることがあります。対策はタイミングです。深い眠りが始まる前(約20分)か、周期がまるごと1回完了したあと(約90分)に起きましょう。落とし穴は中間の時間帯です。